シャンプーしているときゴッソリ髪の毛が抜けることはありませんか?

ヘアケア
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シャンプーしているときに、ゴッソリと抜ける大量の髪の毛を見て、「ドキッと」したことはありませんか?

大量に抜ける髪の毛を見たら、ハゲる前触れなのだろうか?このまま薄くなっていくのだろうかとても心配です…

このように、髪の毛が大量に抜けると心配になり、気分も落ち込む人もいるのではないでしょうか。

今回は、シャンプーした後に抜ける髪の毛は、どのような抜け毛なのか、自然脱毛(正常脱毛)と異常脱毛とはどのようなものなのか説明しています。

TERU
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自分の髪の毛はどのような状態なのか、参考にしてみてください。そして、少しでも改善できれば幸いです。

抜け毛の種類には自然脱毛(正常脱毛)と異常脱毛があります。

 

抜け毛には、自然脱毛(正常脱毛)と異常脱毛があります。

まずは、抜けた髪の毛の根元を見てください。根元がマッチ棒やつくしの頭のようなこん棒状(クラブ毛)になっていれば、自然脱毛(正常脱毛)で抜け落ちた髪の毛ということになります。この場合は心配いりません。健康な状態で抜け落ちた髪の毛です。

一方、根元がこん棒状にはならず、根元に向かうのにしたがってヒョロヒョロと細くなっている状態、つまり萎縮して先細りの状態になっている抜け毛は、異常脱毛で抜け落ちた髪の毛ということになります。

 

異常脱毛は、成長期が短縮したもので、抜けた毛より細い髪の毛が生えてきます。この場合は、脱毛症などによる何らかのトラブルが起きている可能性が考えられます。

異常脱毛の考えられる原因は、

  • シャンプーが合っていない
  • ストレスによる抜け毛
  • 男性型脱毛症(AGA )などによる脱毛症

など。

※男性型脱毛症(AGA )について詳しくはこちら

シャンプーのときに抜け落ちる多くの髪の毛は、自然脱毛によるものが多く、成長期を終えて抜け落ちたものです。

しかし、先ほどお伝えしたように、「抜け毛の根元を見てみて、マッチ棒のようなこん棒状になっているのか、萎縮して先細りの状態」になっているのか見きわめる必要があります。

それにより、自然脱毛なのか異常脱毛なのか、判断ができます。

1日の抜け毛の本数は、50~100本です。

1日にして平均50~100本は抜けるのは正常です。髪の毛には、ヘアサイクル(毛周期)というものがあり、新しく生えてくる髪の毛もあれば、古くなり抜け落ちていく髪の毛もあります。※ヘアサイクル(毛周期)については、この後に説明します。

そのうち、一日の抜け毛の約6割はシャンプーのときの抜け毛といわれています。

本数にすると、シャンプーのときに30~60本抜けるのは正常ということです。他は生活の中で、自然に抜け落ちています。

先ほどお伝えしたように、1日に平均50~100本ほど髪の毛が抜けるのは正常です。そのうちの6割、本数にして30~60本はシャンプーのときに抜け落ちます。この本数より抜け毛が多くなると、異常脱毛の可能性が高いということになります。

髪の毛が生えてくるまでのヘアサイクル(毛周期)とは?

 

髪の毛には、成長期、退行期、休止期といったヘアサイクル(毛周期)があります。

  1. 成長期は2年から6年といわれています。髪の毛の約90%が成長期の段階です。
  2. 退行期は、毛母細胞の分裂が急激に衰えてくる期間で、その期間が14日前後。
  3. 休止期は、細胞分裂が止まり、髪の毛の成長が完全にストップします。期間は約3カ月。

薄毛、抜け毛の原因は?

 

薄毛や抜け毛が多くなる原因は、複数考えられます。

  • シャンプー剤に含まれている洗浄成分が強すぎて、頭皮環境が悪化して抜け毛が増えてしまう可能性
  • ストレスを感じ毛細血管が収縮してしまい、血液の循環が悪くなる。酸素や栄養素が髪の毛に行き届かなくなり細くなってしまう
  • 老化により、髪の毛が細くなっていく
  • 男性型脱毛症(AGA )を発症している

など。

抜け毛が多いということは、固着力も弱くなっています。健康な髪の毛を引き抜くのに要する力は50~80gといわれています。

20~30g程度で抜けてしまう場合は要注意です。固着力が低下していると何らかのトラブルが発生している可能性があるということになります。

正しいシャンプーのやり方とは?

正しいシャンプーのやり方は、爪を立てずに指の腹でやさしくシャンプーすることです。ゴシゴシ頭皮をこすりつけて洗うのは、絶対にやめてください。

せっかく生えてきた新生毛を引き抜いてしまうことになります。新生毛とは、これから育つであろう大切な髪の毛です。また、爪を立てて洗うのもやめましょう。頭皮を傷つけてしまいます。

正しいやり方は、指の腹でやさしくもみこむように洗うことです。髪樣シャンプー(板羽式頭皮マッサージ)という洗い方が理想的ですね。

髪様シャンプー(板羽式頭皮マッサージ)についての詳細はこちら

↓↓↓

また、正しいシャンプーの回数は、頭皮の状態やどれくらい汚れていかにもよりますが、1日に1回から2日に1回がのぞましいです。

洗いすぎてしまうと、必要な皮脂や常在菌まで流してしまうからです。

皮脂や常在菌は、頭皮のバランスを保ち守っています。必要な皮脂や常在菌まで流してしまうと、皮膚の大切な働きであるバリア機能(防御機能)が弱まってしまいます。

バリア機能が弱まると、フケが多くなります。また、マラセチアなどの微生物も繁殖しやすくなり、皮膚炎を起こしやすくなりします。また、抜け毛の原因にもなってしまうのです。

洗いすぎはよくないのでシャンプーの回数は、1日に1回か2日に1回がのぞましいです。

シャンプー剤は、頭皮にやさしい洗浄力がマイルドなアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

こちらの記事は、現在、わたしが使っているアミノ酸系のスカルプシャンプーをご紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

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まとめ

  • 抜け毛には、「自然脱毛(正常脱毛)」「異常脱毛」がある。抜け毛の根元を見て、自然脱毛なのか異常脱毛なのかを見きわめる
  • 1日に50~100本抜けるのは、正常。そのうちの6割、本数にして30~60本はシャンプーのときに抜け落ちる
  • 髪の毛には、ヘアサイクル(毛周期)があり、新しく生えてくる髪の毛もあれば古くなり抜け落ちる髪の毛もある
  • 薄毛や抜け毛の原因は一つだけではない。とくに、抜け毛の原因で多いのが男性型脱毛症(AGA )
  • 正しいシャンプーのやり方は、指の腹でやさしくもみこむように洗う。ゴシゴシこすりつけて洗うのはNG

今回は、シャンプーしているときに髪の毛が抜ける原因や正常な本数、抜け毛のタイプなどについて説明しました。

シャンプーしているときに、手にゴッソリと髪の毛がついていたらビックリしますよね。

お伝えしたように、自然に抜け落ちることもあるので、心配することはありません。

しかし、必要以上に抜け落ちる髪の毛は要注意です。

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今回、お伝えしたように抜け落ちた髪の毛の根元を見て、自然脱毛なのか異常脱毛なのか判断し対策してみてください。

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