髪の毛は、1日にどれくらい洗えばいいのか、わからない人もいるのではないでしょうか。
こちらでは、1日に洗う頻度はどのくらいなのかご説明したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
髪の毛の洗い過ぎはよくない?
「髪の毛の洗い過ぎはよくない」「髪の毛を洗い過ぎるとハゲる」と聞いたことはありませんか?
しかし、「そう聞いたのはいいけど、どれくらいの頻度で髪の毛を洗えばいいのだろうか?」と思ったことでしょう。
1990年代初頭、女性たちの間で「朝シャン」がはやりました。しかし、朝シャンとともに「抜け毛が増えた」「髪の毛のコシがなくなった」「髪の毛が細くなった」という声も多くなったのです。
これは、「洗い過ぎが原因ではないか」という説もありました。
それでは、いったい髪の毛を洗うには、どれくらいの頻度で洗えばよいのでしょうか?
髪の毛を洗うための正しい頻度とは?
正しいシャンプーの頻度は、頭皮の状態や汚れの具合によってもことなります。一般的には、1日1回から2日に1回がよいようです。
ただし、頭皮の状態によって洗う頻度は変わってきます。
乾燥肌のシャンプー頻度
頭皮が乾燥している状態の場合は、脂分が少ないので、洗い過ぎるど脂分を取り過ぎてしまいます。そういった場合、頭皮が余計に乾燥してしまうため、カサカサになってしまったり、皮膚炎が発生してしまう原因にもなってしまいます。
頭皮が乾燥している場合は、2日に1回か3日に1回の割合で洗うとよいでしょう。また二度洗いではなく一度洗いで十分ということもあります。
脂性肌のシャンプー頻度
脂性肌で脂分が多い場合は、毎日、洗ってもさしつかえありません。脂分がひどい場合は、一日2回洗ってもよいでしょう。
シャンプーの後のすすぎに注意
シャンプーをした後の「すすぎ」に注意してください。シャンプー剤が頭皮や髪に残らないように十分にすすぎ流すようにしなければなりません。
すすぎがたりないと、フケやかゆみの原因になったり、抜け毛が増えることがあります。
私たちの頭皮を守っている常在菌
普段、頭皮には常在菌が住み着いており、常在菌が頭皮のバランスを保ち守っています。しかし、髪の毛を洗い過ぎると、必要な常在菌まで洗い流してしまいます。必要な常在菌まで洗い流してしまうと、皮膚の大切な働きであるバリア機能(防御機能)が弱まってしまいます。
バリア機能が弱まると、フケが多くなります。また、マラセチアなどの微生物も繁殖しやすくなり、皮膚炎を起こしやすくなりします。また、抜け毛の原因にもなってしまうのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
髪の毛を洗う頻度は、頭皮の状態によって変わりますが、一般的には1日に1回から2日に1回がよいでしょう。
頭皮が乾燥肌の場合は、2日に1回か3日に1回、脂性肌の場合は、毎日、洗って多いときには1日に2回洗ってもよいようです。
洗い過ぎには注意し、自分の頭皮の状態に応じて洗うようにしてください。