40代に入り「髪の毛が薄くなったな…」と感じている人はいませんか?
髪の毛が薄くなると、ヘアースタイルも決まらなくなりますよね?しかも、中途半端に髪の毛が長いと、余計に薄毛が目立ってしまいます。
そう考えると、どのようなヘアースタイルにすればいいのか悩んでしまいますよね。
そんなあなたには、薄毛が目立たなくなる坊主(ボウズ)やおしゃれボウズ、ベリーショートなどといった、短めのヘアースタイルがおすすめです。
薄毛で「どのようなヘアースタイルにすればよいかのか?」とお悩みの人はぜひ参考にしてみてください。
薄毛を目立なくするには坊主(ボウズ)がおすすめ
薄毛を目立たなくするには、思いきって坊主やおしゃれボウズ、ベリーショートなどのヘアースタイルまでに短くすると薄毛が目立たなくなります。
人は心理的に薄毛の部分を隠そうとしてしまいます。髪の毛を長くして薄毛の部分を目立たなくしようとします。
薄毛がそこまで進行していなければそれでもカバーできるのですが、進行していると逆に中途半端になり目立ってしまいます。
そういった場合は、思いきって短くしてしまった方が薄毛も目立たなくなります。
とくに、坊主の長さほどにカットすると薄毛も目立ちません。
ただし、坊主が禁止になっている会社や職場などがあるから注意する必要です。
その辺りは、会社や職場の環境に応じてヘアースタイルを決めるとよいでしょう。
また、坊主は顔型や骨格に合うか見極めてカットしてください。
坊主(ボウズ)、おすすめの長さは?
坊主は、頭の形が出てしまうヘアースタイルです。
頭の形が凸凹で絶壁の場合は、そのまま頭の形が出てしまいます。
坊主が似合っている人は、頭が小さくて形が良く後頭部も丸みがあり、顔の彫りが深い人です。
日本人は、ハチまわりが張っている人が多いです。頭の形がいびつで絶壁の人は工夫する必要があります。
そういった場合は、トップとサイドの長さを変えるとよいでしょう。
頭の形がよくて坊主が似合う人の場合、バリカンの長さは6mmがおすすめです。
頭の形がいびつで、いきなりの坊主に抵抗がある人などは、おしゃれボウズやベリーショートから挑戦してみるのもよいでしょう。
トップとサイドの長さを変える
先ほどもお伝えしたように日本人はハチまわりが張っている人が多いです。頭の形がいびつな人で坊主(ボウズ)にする場合は工夫が必要です。
顔の形や骨格などは人それぞれなので、考えてカットしなければなりません
そのためには、トップとサイドの長さを変え、骨格に合わせたラインでカットするとよいでしょう。
当店のお客様で多いのは、トップ9mmもしくは12mm、サイド3mmです。
一時期、サイドをフェード(グラデーション)にするのも流行っていましたが、今ではする人も少なくなりました。
当店でフェードにする人の長さは、襟まわりの短いところから、
が多いです。
サイドをフェードやスキンフェードにする場合の注意点としては、いかつく見えてしまうことです。
あえてそれが好みの人もいるので、このあたりは好きずきになります。
また、フェードやスキンフェードは、女性にウケが悪い場合もあります。※あくまでも、当店のお客様の奥さんや彼女の声を参考にしてみてです。
奥さんにいわれたから、「今回は長めで」というお客様が実際に何人かいました。
サイドをフェードにする場合は、そのことを考慮してから行うとよいでしょう。
カラーを入れる
環境が許されるならば、カラーを入れるのも薄毛を目立たなくさせる効果があります。
髪の毛を明るくすることで、地肌とのコントラストの差がなくなるので目立たなくなります。
また、黒髪の坊主よりもカラーを入れて明るくした方がおしゃれに見えるのでおすすめです。
ただし、カラーの入れすぎに注意が必要。2液に含まれるている過酸化水素が地肌によくありません。カラーを入れる場合は残留薬剤除去をおこなっているサロンでするとよいでしょう。
また、カラーや茶髪禁止の職場などがあるから注意が必要です。
ピアスなどのアクセサリーをつける
坊主にするといかつく見え、おじさんくさく見られてしまうことがあります。
ピアスなどのアクセサリーをつけるだけでガラッと雰囲気が変わりおしゃれに見えます。
坊主にした場合、ピアスなどのアクセサリーをするなど工夫をするとよいでしょう。
セルフで坊主(ボウズ)にするときの注意点
まず、初めてセルフで坊主にするには長さを確認します。
お持ちのバリカンで1番長い刃からカットしていく方が無難です。
なぜかというと、いきなり短いバリカンから入れると失敗したときに修正がきかなくなるからです。また、毛量の違いで見た目も変わってきます。
たとえば、6mmにカットしたとします。毛量が多い人と少ない人では、同じ6mmでも違って見えます。
同じ6mmでも毛量が少ない人は、それよりも短いmm(ミリ)数に見えてしまいます。
失敗を防ぐには、長めのバリカンから入れていくと回避できます。
さし毛(切り残し)に注意する。
理容業界では、「さし毛」という専門用語があります。
さし毛とは、切り残しや飛び出している毛のことです。
バリカンでカットしてもさし毛(切り残し)が出てくることがあります。
全体的に放射線状にバリカンを入れると、さし毛が残らなくなります。
また、カットする際には、髪の毛を濡らしてからするとよいでしょう。
髪の毛を濡らすことでクセを直し、カットもしやすくなります。また、さし毛(切り残し)も防げます。
セルフカットをするときに、1番難しいのが後ろの部分。後頭部をカットするときは2つの鏡を使って合わせ鏡の要領でやるとカットしやすくなります。
鏡越しに見ると利き手が逆になるので、慣れるまでは少し難しいかもしれません。
慣れてしまうと、問題なくカットできると思います。
襟まわりの処理は好みにもよりますが、襟をつけると学生の坊主のように見えてしまいます。襟まわりは自然に残す方がおすすめです。
そのため、バリカンで切りっぱなしにして残す方が自然に見えます。
また、襟まわりの処理は自分ですると失敗する可能性が高いです。自然に残す方が無難です。
1分や1枚とはどのくらいの長さ?
お客様がよくmm(ミリ)以外で、「1分(ぶ)でお願いします」「1枚(まい)でお願いします」というお客様がいます。
わたしは「1分、2分」はわかるのですが、「枚」はあまり聞いたことがありませんでした。
見習いのときに勤めていた理容室で、初めてお客様から「横は2枚でお願いします。」といわれたのです。
「枚」とは何なのかわからずに、先輩に聞いた記憶があります。
当時の先輩いわく、「枚」という呼び方は関西方面の呼び方で2枚は5mmと教えられました。
理容室でオーダーするときは、「mm(ミリ)」で伝えた方が理容師さんもわかりやすいかと思います。
・1分 3mm
・3分 6mm
・5分 9mm
・1枚 2mm
・2枚 5mm
・3枚 8mm
薄毛におすすめのその他のヘアースタイル
こちらでは、坊主(ボウズ)以外で薄毛におすすめのヘアースタイルをご紹介します。
定番のソフトモヒカン
ソフトモヒカンは、2002年の日韓サッカーワールドカップで当時のイングランド代表デイビッド・ベッカムが来日したときに注目されたヘアースタイルです。
それ以降、メンズでは定番となっているヘアースタイルになっています。
ソフトモヒカンも薄毛を隠すにはうってつけのヘアースタイル。
ソフトモヒカンは、トップの髪の毛を中央に寄せるため薄毛をカバーする効果があります。
注意する点として、薄毛が進行している人には中央によせる髪の毛が少ないのでカバーしきれなくなります。
ベリーショート(おしゃれボウズ)
坊主(ボウズ)に抵抗がある人や薄毛が進行している人には、ベリーショート(おしゃれボウズ)がおすすめ。
セニングシザーで全体的に長さを保ちながら丸刈りにカットしていきます。
セニングシザーでカットするため、バリカンのように頭の形にそってカットするのではなく、その人に合ったフェイスラインにそってカットしていきます。
また、セニングシザーでカットするため、丸刈りとは違い、毛先に遊びや質感が出るのでおしゃれに見えます。
オーダーするにあたり注意点としては、ベリーショートは非常に幅が広いヘアースタイルです。スタイリストさんに長さなどを明確に注文しないと伝わりません。
1番いいのは、画像などを見せると雰囲気や長さなど伝わりやすくなります。
坊主(ボウズ)+フェードカット
一時期、バーバースタイルなどで人気がでたフェードカット。
トップを6mm〜9mmにカットし、サイドをスキンフェード、もしくは0.5mmから徐々にトップにつなげてくるのもおすすめ。
注意点として、サイドがかなり短くなるため色白で薄毛が進行している人には向きません。
サイドが白くてトップが薄いと、ハチまわりの中間色だけが濃く見えてしまいます。それにより、余計に薄毛が目立ちます。
また、スキンフェードやフェードカットは、会社や職場で禁止のところもあります。
実際、当店に来店されたお客様で「会社でフェードカットは禁止です」といわれた方も何人かいました。
究極のスキンヘッド
究極、スキンヘッドにすると、まったく薄毛が目立たなくなります。
薄毛を目立たなくするには最高なのですが、スキンヘッドにはデメリットがあります。スキンヘッドは、欧米人には似合いますが、日本人には不向きなのです。
なぜ、欧米人にスキンヘッドが似合うのかというと、頭の型がきれいで顔立ちの彫りが深いからです。日本人は彫りが浅いので強面に見えてしまいます。
また、スキンヘッドにしてしまうと、ヒゲと同じように頻繁に剃らなければならないのが難点。
当店のお客様も、スキンヘッドにしてから頻繁に剃るのがめんどくさくなりやめる人もいました。
そもそも、「スキンヘッドにする勇気があるのか?」によりますが。
スキンヘッドにするには勇気がいりますよね…
おすすめのヘアースタイルまとめ
・顔立ち、骨格、薄毛の進行度合いでヘアースタイルを決めるとよい
・いきつけの理容室や美容室で相談するとよい
当店でのお客様の事例
当店のお客様は、トップ9mm、サイド3mの人やトップ15mmサイド6mmにしてトップにセニングを入れる人が多いです。
坊主に抵抗がある人は、セニングシザーで全体的にベリーショート(おしゃれボウズ)にカットしていきます。
坊主にするお客様は、6mmから3mm、3mmから1 mmといったように「もっと短く」とその長さに慣れてしまうせいなのか徐々に短くなるお客様もいます。
わたしの事例
わたしもトップが薄くなっているため、9mmや6mmの坊主(ボウズ)にして、明るめのカラーをしています。
わたしの場合は、坊主にすることにまったく抵抗がありません。
わたしは若い頃に、サーフィンをしていました。当時のトップサーファー、ケリー・スレーターやシェーン・ドリアンなどが坊主にしており、それがかっこよくてマネしていました。
そのときから坊主にしていたので、まったく抵抗はありませんでした。
髪の毛も短くなり色も明るくなるためトップの薄毛も目立たなくなります。
妻から「坊主にして髪の毛を明るくするのとしないのとでは、見た目がまったく違う」といわれます。
それほど薄毛が目立たなくなるのです。
ちょっとした工夫をすることで、薄毛は目立たなくなります。
注意点としては、
といったところです。
なので、早めにカットするようにしています。
まとめ
薄毛の進行度合いにもよりますが、目立たなくさせるには、坊主やソフトモヒカン、ベリーショート(おしゃれボウズ)がおすすめです。
思いきって短くすることで、薄毛の部分が目立たなくなります。
会社や職場が許される状況であれば、髪の毛を明るくするのもおすすめです。
地肌とのコントラストが近くなるため目立たなくさせる効果があります。
このように、薄毛でもヘアースタイルの工夫をすることで目立たなくすることができます。
薄毛でヘアースタイルにお困りの人は、ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。