老化だけではなかった!考えられる白髪の原因とは?

ヘアケア
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根元から生えてくる白髪、気になりますよね.,せっかく白髪染めしても、2〜3週間ほどすると、根元から白髪が生えてきて目立ってしまいます…

医学的にも科学的にも解明されていない白髪。その原因とはいったい何なのでしょうか?

こちらでは、白髪になる考えられる原因を説明しています。ぜひ参考にしてみてください。

老化以外にもあった考えられる白髪の原因

一般的に白髪になる原因は、

  • 老化や遺伝
  • ストレス、病気、ホルモンバランスの乱れ
  • 栄養不足
  • ヘアケア製品選びの間違い
  • 生活習慣、その他

などがあげられます。

白髪になるには、メラニン(髪を黒くする色素)の元となるチロシンが不足してしまうからです。もともと髪の毛は、白い状態で生まれてきます。そこで、髪の毛にメラニンが着色して黒髪になるわけです。

何らかの理由で、メラノサイトの活動や機能不全が起きてしまい、メラニン色素の生成不足になってしまうことで白髪になってしまいます。

その中でも、白髪の3大原因となるのが、メラニン不足、過酸化水素の蓄積、成長ホルモンの不足です。

メラニン不足は、上記で述べたように老化などが原因として考えられます。

今回、白髪になる原因のひとつとして取りあげたのが、過酸化水素です。

もしかしすると、白髪染めも影響しているかも?

2009年にFASEBジャーナル(実験生物のためのアメリカの学会連合)の研究結果として発表しているのが、過酸化水素による髪の毛に与える影響です。

研究発表によると、過酸化水素が毛穴に蓄積することでメラニン色素を破壊すると発表されています。

過酸化水素は毛包におけるメラノサイトとメラニンの生成をもたらす「チロシナーゼ」の形成を破壊するといわれています。

チロシナーゼの形成を破壊されるとメラノサイトの活動ができなくなります。そうなると、髪の毛を黒くするための機能や酵素が失われることになります。その結果、「白髪になってしまう」と結論づけられているようです。

ヘアカラーや白髪染めです。ヘアカラーや白髪染めの2液には過酸化水素水が含まれています。その2液に含まれている過酸化水素水が、メラニン色素やメラノサイトにダメージを与えてしまうと考えられているようなのです。

※2009年にFASEBジャーナル(実験生物のためのアメリカの学会連合)にて研究結果として発表。

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実際に白髪染めをされるお客様の声

お客様さまから、「染めれば染めるほど白髪が多くなっているような気がする」といわれることがあります。

一人のお客様だけではなく、複数のお客様からです。もちろん、白髪が増えてきているから白髪染めをしているわけですし、そう感じるのだろうと思います。

以前、勤めていた理容店のオーナーから聞かされたことがありました。それは、「カラー剤の2液の過酸化水素水が白髪を増やす原因になっているかもしれない」ということです。今、思えば、それはあながち間違いではなかったのです。

ヘアカラーや白髪染めを安全にするには?

私たち理容店からするとヘアカラーや白髪染めはなくてはならないメニューです。

「過酸化水素が白髪に影響するのではないか」ということは、理容店からすると頭の痛い話しでもあります。

しかし、ヘアカラーや白髪染めをされる方は、たくさんいらっしゃいます。残留薬剤除去剤などを使用し、できるだけ過酸化水素を残留させないことが重要です。

ヘアカラーや白髪染めをする方は、残留薬剤除去剤を使用しているお店かオーガニックカラーを取り扱っているお店ですることをおすすめします。

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