スカルプシャンプーを使っても、「意味ない」と思ったことはありませんか?
薄毛対策として、スカルプシャンプーを使ってみたけど、「ホントに効果があるのか?」と疑問に思ったこともあるかと思います。
そのように思ったスカルプシャンプーには、どのような効果が期待できるのでしょうか?
今回の記事では、スカルプシャンプーを使っても意味ないのか、期待できる効果についてお伝えしています。
今回の記事は、理容師歴30年のわたしがお伝えしています。
スカルプシャンプーを使っても意味ないのか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
スカルプシャンプーとは、どんなシャンプー?使っても意味ない?

スカルプシャンプーに育毛効果があるのかと、その効果に期待している人もいるかと思います。
結論からいうと、スカルプシャンプーに育毛効果や発毛効果は期待できません。
理由は、育毛成分が含まれていたとしても、頭皮への浸透率が低く、シャンプーと一緒に流れてしまうからです。
そういった理由から、スカルプシャンプーに育毛効果や発毛効果に期待はできません。
しかしわたしは、スカルプシャンプーには「意味ない」ということは決してなく、頭皮ケアとして頭皮環境の改善に期待できるシャンプーだと思っています。
スカルプシャンプーを使う意味とは?
それでは、スカルプシャンプーを使う意味は何なのでしょうか?
それは、頭皮を健康な状態に保つためです。
スカルプシャンプーは、生えてくる髪の毛の土壌となる頭皮の状態を健康に保つのに役立ちます。
頭皮とは、畑の土壌と同じでしっかりとしていないと健康な髪の毛は生えてきません。
スカルプとは頭皮の意味であり、文字どおりスカルプシャンプーとは、頭皮を洗うのに特化したシャンプーなのです。
そういう意味では、育毛効果に期待するよりも「抜け毛予防・現状維持」として期待できます。
期待できる効果
スカルプシャンプーには、育毛・発毛効果は期待できませんが、フケやかゆみの予防や頭皮環境の改善に期待できます。
また、髪の毛にハリやコシを与え、抜け毛を予防するのにも期待できます。
その理由として、スカルプシャンプーには頭皮環境を整えてくれる多くの成分を配合しているものが多くあるからです。
スカルプシャンプーには、「薬用」とつくものもあります。
薬用スカルプシャンプーは、医薬部外品という位置付けであり、厚生労働省から認められている有効成分が含まれています。
スカルプシャンプーは頭皮環境を整えるのに期待できます。
わたしがスカルプシャンプーを使うようになった理由
薬用スカルプシャンプーを使って、頭皮の湿疹がおさまってきたことがありました。
わたしが使っているアミノ酸系の薬用スカルプシャンプーには、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。
以前は、石けんシャンプーを5〜6年ほど使っていました。しかし、途中で頭皮にかゆみや湿疹ができるようになったのです。
それまでは、かゆみや湿疹などは一切なく、むしろ、髪の毛にボリュームが出たのでまわりから「髪の毛が増えた?」といわれたほどでした。※シャンプーだけで髪の毛が増えることはありません
しかし、長年、使っていた石けんシャンプーなのに「なぜ、かゆみや湿疹ができたのか?」ということになりますよね?
あくまでも推測ですが、「年齢とともに合わなくなってきたのでは?」と思っています。
人は35歳を過ぎると、皮脂の量は急激に減少していくようです。
確かにわたしも40代後半になってから、手足の脂っぽさもなくなってきました。どちらかというと、全体的に乾燥肌に近い状態になっています。
頭皮も皮脂量が減少したせいで乾燥肌になり、かゆみや湿疹ができてしまったのではと考えています。
それから、薬用のスカルプシャンプーに変えたところ、かゆみや湿疹もおさまり、髪の毛にハリやコシもよみがえってきました。
それから、薬用スカルプシャンプーを使うようになったのです。
スカルプシャンプーを使うべき人

スカルプシャンプーには、育毛効果はないけど、フケやかゆみをおさえ頭皮環境を整えたり抜け毛予防や現状維持に期待できるとお伝えしました。
スカルプシャンプーは、どのような人が使うべきなのかを挙げてみます。
スカルプシャンプーを使い始めるタイミングもあると思いますので参考にしてみてください。
抜け毛が増えてきたと感じている人
1日に抜ける髪の毛は、50本から100本が許容範囲だといわれています。
髪の毛が生えてくるには、ヘアサイクル(毛周期)があり、成長期、退行期、休止期という一連のサイクルを繰り返して生えてきます。

何らかの原因で成長期が短縮されると、髪の毛の成長が不十分になり髪の毛が細くなったり抜けたりします。
このときの抜け毛が、許容範囲内の100本以上抜けると要注意です。
「抜け毛が増えた」と感じたら、頭皮環境が良くないということです。
そのときこそ、スカルプシャンプーを使うと頭皮環境を整えるのに期待できます。
頭皮環境を整えるということは、抜け毛予防やこれ以上に髪の毛が抜けないための現状維持にも期待できます。
フケやかゆみがある人
先ほどもお伝えしたように、薬用スカルプシャンプーには、グリチルリチン酸ジカリウムなどの有効成分が含まれているものもあります。
薬用スカルプシャンプーは、フケやかゆみをおさえるのに期待できます。
フケやかゆみがある人も薬用スカルプシャンプーで頭皮環境の改善にも期待できます。
スカルプシャンプーの洗浄成分

シャンプーには、主に3つの洗浄成分に分類されます。
それぞれの洗浄成分には特徴がありますので、頭皮の状態に合った洗浄成分を選ぶようにしてください。
例えば、乾燥肌なのに洗浄力が強いシャンプーを使うと、余計に頭皮が乾燥してしまいます。
また皮脂量が多い頭皮は、ベタベタしているので、洗浄力が弱いシャンプーでは、皮脂が落ちにくくなります。
このように、頭皮が普通肌なのか乾燥肌なのか、または脂性肌なのかを見きわめて洗浄成分を選ぶとよいでしょう。
洗浄力 | 頭皮への刺激 | |
高級アルコール系 | 洗浄力強め | 刺激強め |
アミノ酸・ベタイン系 | 洗浄力弱め | 刺激弱め |
石けんシャンプー | 洗浄力強め | 刺激弱め |
スカルプシャンプーを使った効果的な洗い方

スカルプシャンプーを使うならば、効果を最大限に引き出して洗いたいですよね?
スカルプシャンプーを使った効果的な洗い方をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
シャンプー前に予洗いをしっかりする
シャンプーの前に、髪の毛をブラッシングします。ブラッシングすることで、髪の毛のもつれをほどき、ホコリを取りのぞきます。※髪の毛が短い場合はしなくてもOK
次に予洗いをしっかりします。40℃前後のお湯でしっかり洗い流します。※予洗いとは、お湯のみで髪の毛や頭皮をすすぎ洗うこと
意外と予洗いをせずに、簡単にサッと洗い流すだけの人が多いので、しっかり洗い流すことを意識してください。
しっかりと予洗いをすることで、70〜80%の皮脂や汚れは落ちます。
また、予洗いをすることにより、シャンプーの泡立ちも良くなります。
基本的に、シャンプーは2回します。1回目は皮脂や汚れを落とすことが目的。
2回目は、マッサージが目的です。シャンプーをするときは、爪を立てずに指頭(しとう)を使って洗うようにしてください。※図参照

シャンプーが終わったら、入念にすすぎをします。
すすぎをしっかりしないと、シャンプーが頭皮に残り、かゆみや頭皮トラブルの原因となります。
すすぎをしたら、リンスやコンディショナー、トリートメントなどを頭皮にはつけずに「髪の毛」だけにつけます。
その後、しっかりとすすぎドライヤーで乾かしてください。
新生毛を引き抜かない洗い方
次にご紹介する髪様シャンプーというやり方は、賛否両論ある洗い方です。
なぜ、賛否両論なのかというと、この洗い方は頭皮をこすらずに洗うからです。
この「頭皮をこすらずに洗う」という洗い方が、慣れていないと「洗った感じがしない」と感じてしまいます。
実際に、髪様シャンプーの洗い方をお客さまにすすめると「洗った感じがしない」「物足りない」という声も多くあります。
しかしこの洗い方は、新生毛を引き抜くこともなく洗えます。
新生毛とは読んで字のごとく、新しく生えてきた髪の毛です。
新生毛は固着力が弱く、簡単に抜けてしまいます。もちろん、頭皮をこすりながら洗うと新生毛は抜けてしまいます。
新生毛が抜けてしまうと、髪の毛が育つ前に抜けてしまいます。新生毛が抜けるとなると、太く育つはずの髪の毛がなくなってしまうというわけです。
この、太く育っていく髪の毛「新生毛」を引き抜かない洗い方が、髪様シャンプーなのです。
こちらの髪様シャンプーは、慣れれば効果的なシャンプー方法なので、参考までに紹介させていただきました。
髪様シャンプーのやり方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
※髪様シャンプーのやり方はこちら
まとめ:現状維持や予防のためにスカルプシャンプーを使おう!
今回の記事は、スカルプシャンプーは意味ないのかについてお伝えしました。
お伝えしたように、スカルプシャンプーには育毛効果や発毛効果はありません。
しかし、スカルプシャンプーには頭皮環境を整えるのには期待できます。
頭皮環境を整えるということは、抜け毛予防や現状維持には期待できるということです。
最近、「抜け毛が増えた」「フケやかゆみが出てきた」と感じている人におすすめです。
今回の記事が「スカルプシャンプーを使っても意味ないの?」と思っている方の参考になれば幸いです。